オルソケラトロジー
オルソケラトロジー適応検査の予約はこちら
適応検査のご希望の方は下記の専用オンライン予約ページ似て承っております。
「スカイビル眼科 オルソケラトロジー適応検査 オンライン予約」
●オルソケラトロジー治療法とは
オルソケラトロジー(ナイトレンズ・ナイトコンタクトと呼ばれることもあります)とは毎日就寝時に専用コンタクトレンズを装用し、角膜の形状を変化させることで近視や乱視を矯正する治療方法です。そのため、日中は裸眼で生活することができます。これがオルソケラトロジー治療の特性です。レーシックのように角膜を削ったりしないため、専用コンタクトレンズの装用を中止すれば、元に戻すこともできる可逆的な視力矯正方法です。
当院にてオルソ治療中の方の視力経過
●オルソケラトロジーコンタクトレンズの近視抑制効果
オルソケラトロジーコンタクトレンズの近視抑制効果についてさまざまな研究が国内外で行われ、 近視がすすみにくくなるのではないかというデータがいくつかの文献によって発表されております。
近視眼に対して通常の単焦点眼鏡で矯正を行いますと、周辺部の遠視性デフォーカス(焦点ぼけ)を生じてしまいますが(図左下)、 オルソケラトロジー後は周辺部角膜が肥厚、スティープ化するため周辺での屈折力が増し、その結果、周辺網膜像での遠視性デフォーカスが 改善するという仮説が提唱されています(図右下)。
読売新聞でもオルソケラトロジーについて紹介されました。詳しくはこちら
※近視進行抑制のための目薬(マイオピン)と併用することも可能です。目薬代は別途必要です。詳しくはスタッフまでお尋ね下さい。
マイオピンについてはこちら
●どのような人に適していますか
◎近視の度数が中等度以下の方。
◎近視ができるだけ進行しないようにしたいとお考えの方。
◎ドライアイなどによりコンタクトレンズが快適に使用できない方。
◎職業上メガネでは不便な方。スポーツを裸眼で楽しみたい方。
◎レーシックなどの手術に抵抗がある方。
●当院で取り扱うオルソケラトロジーレンズ
◎メニコンオルソ-K®
「αオルソ-K」は国内で1年間にわたり実施された臨床試験によって、その効果と安全性が評価され、2009年4月に日本で初めて新医療機器としての認可を取得した国産のオルソケラトロジーレンズです。その後、OEM供給(※メーカーが他社ブランド製品を製造すること)により2019年4月以降は 「メニコンオルソK」として販売されています。
※製造元メーカーは株式会社アルファコーポレーション(本社:名古屋市)です。
◎ブレスオーコレクト©
日本人の眼に合わせた独自の設計、割れにくく酸素透過率の高い東レ素材を採用した、設計から素材・生産までを行っている唯一の純国産レンズです。
●オルソケラトロジーQ&A
Q オルソケラトロジーとは?
通常のコンタクトレンズとは違い、特殊なハードコンタクトレンズで角膜を変形させ、一時的に近視の屈折矯正を行う方法です。通常のコンタクトレンズは昼間に装用しますが、オルソケラトロジーでは、寝ている間にレンズを装用し、朝起きた時にレンズを外します。就寝中に角膜の形状が変化し、レンズを外した後にも視力が矯正された状態が続きます。
Q どのくらい効果が持続しますか?
一晩装着した場合の視力矯正効果は、通常、開始直後は半日程度ですが、一週間ほど続けるとほぼ1日視力が維持できるようになります。
Q 寝ているときにレンズをつけても大丈夫ですか?
オルソケラトロジーのレンズは高酸素透過性レンズ素材で作られており、就寝時の装用に関して、厚生労働省から認可を受けています。
Q 誰にでも効果があるの?
オルソケラトロジーによる矯正の適応は基本的には近視の方で、遠視の方は適応外です。近視の方であっても角膜のカーブや近視の程度によっては適応外となることもあります。
Q 毎日装用するの?
基本的には毎晩の装用になりますが、近視の程度や年齢などによっては装用の頻度や時間が異なる場合があります。
Q レーシックとの違いは?
大きな違いは手術ではないという点です。レーシックのように角膜を削るという事ではありませんので、レンズの装用を中止した場合は元に戻ります。レーシックは元に戻りません。
Q オルソケラトロジーのメリットは?
夜にコンタクトレンズを装用するので、日中は裸眼で生活が出来ます。また、見え方に不満などあれば装用を中止して、元に戻すことが出来ます。
Q オルソケラトロジーのデメリットは?
装用開始直後は視力が安定しない場合があります。また、近視や乱視の程度によっては矯正が不十分になることもあります。時に夕方から夜にかけて朝よりも見え方が悪くなることがあります。
Q 定期検査が必要ですか?
眼科の指定した日程での、定期検査が必要となります。
1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、それ以降3ヶ月毎の日程です。